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「すまねえな」とオオカワさんは言った。「恩に着るぜ。よかったら、どっかなめてやろか?」
“对不起了。”大川说。“作为答谢,若可以的话,可以舔洗什么?”
「いいえ、そう言っていただけるのは、ナカタとしても大変に嬉しいですが、今のところはなめていただかなくてもけっこうです。ありがとうございます。えー、実を言いますとですね、オオカワさん、ナカタは今おうちの方に頼まれてこの猫を探しております。雌の三毛猫でありまして、名前はゴマちゃんと言います」
“不,你那样说要帮助什么,中田我是很高兴的。现在这个时候不舔洗是很高兴的。非常感谢。哎,说实话,大川,中田我受人委托来找这个猫。䧳性的三毛猫,名字叫小咪。”
ナカタさんは鞄からゴマのカラー写真をとりだして、オオカワさんに見せた。
中田从包中取出小咪的彩色照片,让大川看。
「この猫さんをこの空き地で見かけたという情報が、あるところからはいりました。それでナカタは何日もここに座って、ゴマちゃんが現れるのを待っております。オオカワさんはひょっとしてゴマちゃんを見かけになりませんでしたでしょうか?」
“曾经在这块空地上看到过这个猫,是从什么地方钻进来的。所以呢,中田我在这里坐了几天了,一直在等待小咪的出现。大川你是不是曾经看到过小咪?”
オオカワさんはその写真をちらりと見て、それからいやに暗い顔をした。眉のあいだにしわを寄せ、何度か瞬きをした。
大川看了一眼那张照片,然后脸色突然变暗。在眉头之间有了皱沟,还眨了几次眼。
「あのな、おめえにはこうして煮干までもらって、恩義は感じているんだ。嘘じゃなくてさ。でもそれについてはしゃべれない。しゃべるとやばい」
“这个,从你那里吃了小鱼干,非常感谢。不能说假话。但是不能说这些。若是说了就有危险。”
ナカタさんはそれを聞いて面食らった。「しゃべるとやばい?」
中田听了这话就不知所措。“若是说了就有危险?”
「とてもあぶねえんだ、そいつは。剣呑なんだ。悪いことはいわねえ、その猫ことはすっと忘れちまった方がいい。それからあんた、できることならこの場所に近づかない方がいいぜ。それはおいらの心からの忠告だ。役に立てなくてすまねえけど、その忠告が煮干しのお礼がわりだと思ってくれ」
“非常危险。就是那个家伙。危险高悬。不说不好的事,还是把那个猫忘得一干二净为好。以后,你若可能就不要再靠近这个地方为好。这是从我心中发出的忠告。虽然说起不了什么作用,我想那忠告是对吃你鱼干的答谢。”
オオカワさんはそう言うと立ち上がり、まわりを眺め、そのまま草むらの中に姿を消した。
大川这样说后站了起来,看了一下周围,就消失在草丛之中。 |
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